Green Farm Cubeで種まきしたものの、発芽しない…という時があります。
基本的なことばかりですが、そういう時にチェックしたいことを書き出してみました。
Green Farm Cubeで発芽しない時に確認したいこと
チェック項目
- スポンジが乾いていませんか?
- 種の発芽率は低くありませんか?
- 種の発芽に適した室温ですか?
- 発芽に日数のかかる種ではないですか?
スポンジが乾いていませんか?
種をまく時に栽培スポンジを水で濡らすのはご存じだと思いますが、きちんと濡らして苗床パネルにセットしてもいつの間にか表面が乾いていることがあります。
湿っている所に種をまいてあれば問題ありませんが、表面にポンと置いた程度だと水分が足りなくて発芽しないのかもしれません。
原因としては、栽培スポンジの差し込み不足(※)や発芽するよりも液肥が減るのが早かったなどが考えられます。
特に液肥が減りやすい時期に発芽が早い種と発芽に時間がかかる種を同時に蒔いてしまうと、早く発芽したものがどんどん根を伸ばして液肥を吸ってしまいます。
そのため水位が下がり、発芽が遅れている方のスポンジが水分をあまり吸えてないということも。
※逆に栽培スポンジを差し込みすぎても、必要な空気が届かないため発芽不良になる可能性もあります。
種の発芽率は低くありませんか?
種によって発芽率は異なります。
元々発芽率が低いものであればGreen Farm Cubeの問題だけとは言えないので、何度でもチャレンジするかGreen Farm Cubeでの栽培を諦めた方が良いかもしれません…。
もし市販の種を使っているのであれば、水耕栽培用になっている公式の種を使用すると発芽しやすくなるかもしれませんよ。
また、種には寿命があり、一定期間を過ぎると発芽力が下がってしまいます。
種子袋に記載されている発芽率とともに有効期間(期限)もチェックしてみましょう。
種の発芽に適した室温ですか?
土耕栽培とは違い年中好きな時に栽培できるというのが水耕栽培器の売りですが、種には発芽しやすい気温があります。
例えば、15℃~20℃が適するものを室内とはいえ真夏に栽培するのは難易度が上がるでしょう。
発芽に日数のかかる種ではないですか?
ハーブ類は発芽に時間がかかるものが多いです。
もう駄目かもしれないと思った頃に芽が出てくることもあります。
待つのも大事です…!
発芽まで他の場所で育てる
日めくりカウンターはあまり気にしない人向けになりますが、発芽するまで他の場所で育てるという方法もあります。
1㎝程度水を入れたタッパーなどに種を蒔いたスポンジ入れ、容器の上から乾燥しないようにサランラップなど(嫌光性種子ならアルミホイルとか)を軽くかぶせて発芽まで育てた後、Green Farm Cubeに移動させます。
種には光を好むもの(好光性種子)と嫌がるもの(嫌光性種子)がありますが、Green Farm Cubeで育てられるような植物は好光性もしくはそこまで明暗を気にしないのが多いのではないかと思います。
収穫が終わりそうな頃に準備しておけば、すぐに入れ替えができるため結構オススメですよ。