水耕栽培器Green Farm Cubeを購入しました

水耕栽培器Green Farm Cubeを購入しました

以前水耕栽培キット(室内野菜メーカー)の比較をしたのですが、その中にあるGreen Farm Cubeを購入しました。

Green Farm Cubeとは

コンパクトなケースの中で野菜やハーブを育てる水耕栽培器です。
土での栽培とは違い、種まきの季節を選びません。
製品のLED照明で育成するため、日差しの届かない場所でも大丈夫。
レタス系なら4株、ベビーリーフ系/ハーブ系なら9株育てられます。

名称
グリーンファーム キューブ
品番
UH-CB01G
本体カラー
(W)ホワイト・(R)レッド・(G)グリーン
本体寸法
幅225×奥行225×高さ285.5mm
本体質量
約2kg(養液満水時約4kg)
栽培ケース養液容量
約2L
消費電力
17W
栽培環境
室内専用/室温15〜30℃

購入前後の感想

購入前の不安

排気ファンの音

五月蠅いというコメントも見たため、どうだろうと気になっていましたが、思っていたよりかは静かでした。
ベッドから2mぐらい離れている場所に置いていますが、睡眠を邪魔するほどじゃないです(※私は寝付きが良い方)
ただ、今はエアコンやサーキュレータなどを使用しているので、これらを使わないようになると気になり出すかもしれません。

エアポンプ/発芽モードがない

Cubeには、他のGreen Farm製品のようにエアポンプや発芽モードがありません。
エアポンプはなくても成長しているので問題ないように思えますが、私は1ヶ月程度で新しく種をまいたので、それ以上の期間になるとどうなるか不明です。

発芽モードはなくても種まきの時点で電源を切れば良いと判断しました。
ただ、日めくりカウンターの表示が電源OFFの期間分ずれます。
そのため、発芽するまで明かりを点けたくないなら電源OFFに、種をまいた日からカウントしたいなら最初から電源ONで使うことになるかと思います。
私の場合は複数の種をまくため始めから電源ONです(発芽日が異なるためどのタイミングでONにすればよいかわからない)

購入後に気づいたこと

LEDライトが眩しい

設定時刻に自動点灯するLEDですが、かなり明るいです。
そのため、よほど寝不足時でなければ眩しさで目が覚めます。
早めに自動点灯をするように設定したおかげで、早起きできるようになりました(もちろん就寝も早くなりましたが)

あと、LEDライトのせいか部屋の気温が上昇したような…。気のせいかも?

ケースを取り外すのは意外と面倒

Green Farm Cubeでは、野菜のお手入れや収穫時などに透明ケースを持ち上げて取り外す必要があります。
外すことはまぁいいとしても、注意しないと戻すときに中に残っている野菜を巻き込んでしまうことがあり、葉を駄目にする場合も。

他ラインナップのGreen FarmやGreen Farm TRI-TOWERなら前扉を開けるやり方なので、影響はなさそうですけど。

試してみた野菜・ハーブ

公式の種から100円均一の種まで、色々挑戦しています。
Green Farm Cubeを1ヶ月程度で中身を入れ替えて(×2回)、発芽したどうかのリストをまとめてみました。
発芽率が元々低い種もあるため、発芽状態が△や×とあってもたまたま駄目だった可能性もあります。また、ハーブは野菜に比べると発芽も成長も遅めです。

  

発芽状態 発芽率(種袋に記載) 種の購入場所
四季どり小松菜 85%以上 100円均一
早どり水菜 85%以上 市販
バジル 65%以上 公式
ベビーリーフ 85%以上 100円均一
ラディッシュ(二十日大根) 85%以上 市販
レタス 80%以上 園芸店
ルッコラ(ロケット) 85%以上 市販
サラダほうれん草 × 75%以上 通販

△は複数まいて発芽したものと駄目なものがあった場合

まとめ

私はベランダでも少しだけですが、ハーブや野菜を育てています。
土での栽培は暑さや寒さで元気がなくなったり、害虫が出たりと慌ただしいのですが、それに比べ水耕栽培器で育てるのは本当に楽です。
あと成長もこちらの方が早いです。
Green Farm Cubeは種を植える場所が9個しかないため、複数種類を育てようとすると大した量は取れませんけれども…。

また、実がなるような植物(トマトなど)も無理みたいです。
Green Farm Cubeで育てているうちに葉ものだけでは物足りなくなってきたので、対応している水耕栽培器を買うか、自作の水耕栽培に挑戦してみるか、土で作るかなんて思い始めています。


【追記】
Green Farm Cubeで収穫後に中途半端に残ってしまった野菜をペットボトルの水耕栽培に移動させてみました。

Green Farm Cubeで収穫した後の残りをペットボトル栽培へ

今回購入した商品

ラベンダーミントが復活しました!

ラベンダーミントが復活しました!

lm_after02

もう駄目かもしれない…と思っていたラベンダーミントが復活しました。
やはりミント系は強いのかもしれませんね。

土が乾いてきたら水をやり、日光にできるだけ当てるという当たり前のことをしただけですが、上手く立ち直ってくれました!
もしかしたら途中で追加した肥料が良かったのかもしれません。

もう1つ駄目になりそうだった幸運を呼ぶワイルドストロベリーは、残念ながらすべて枯れてしまいました。
ワイルドって名前なのにとても繊細だったようです…。

さて、ワイルドストロベリーの場所が空いてしまったので、新しく別のハーブを植えることにしましたよ。
次は、ローズマリー(立性:マジョルカピンク)です。
ピンクの可愛らしいお花が咲くというのに惹かれました。

ローズマリーは花屋さんで元気のない小さめのもの買って枯らす⇒スーパーで食用として売っているのを土差ししてみたけど、枯らす…と失敗続きですが、今回は9㎝ポット苗を買ったのできっと大丈夫。

今度こそ定期的に収穫できるぐらいになるまで育てられるよう頑張ります。

水耕栽培キット(室内野菜メーカー)の比較

水耕栽培キット(室内野菜メーカー)の比較

ベランダでハーブを栽培していた私ですが、虫やハダニの発生により、これ以上ベランダで育てるのはちょっとなぁと思うようになったので、新しいものは水耕栽培をしてみようと色々調べてみました。

水耕栽培とは

一年中栽培ができる
屋外に比べ、比較的気温が安定している室内だから育てたいときに開始できます。
連作障害がほぼ発生しない
土での栽培時に問題となる連鎖障害がほぼ発生しません。
被害に遭いにくい
外で育てると虫や災害などにより植物が被害を受けますが、室内ならばその影響も少なくすみます。

もちろん良いとこ尽くめとという訳ではなく、下記のような問題点もあります。

  • 栽培キットを購入すると土耕にくらべ初期費用が高い
  • ランニングコスト(電気代・消耗品など)がかかる

ペットボトルなどを使用し手軽にできる水耕栽培もあるようですので、まずはそこからスタートしてみて不満を感じるようならば、栽培キットを利用するという流れがいいかもしれません。
インテリア目的とかなるべく自動化したいというなら、下記の栽培キット比較を参考にしてみて下さい。

良さそうな水耕栽培キット

Green Farm Cube

Green Farmには3種類の製品があります。
Cubeは一番小型でお求めやすい価格ですが、Cubeだけエアポンプが付いていません。

メリット

  • 全ての面を透明度の高いアクリルで囲むことで虫などの進入を防ぐ
  • 自動点灯・消灯のLED照明付き
  • 排気ファンがケース内の湿気や熱を排出
  • 給水のタイミングをお知らせ

デメリット

  • 人によっては通気ファンの音が気になる
  • 電気代が30日で約185円かかる
  • エアポンプが付いていない

その他の情報

栽培数(間引き後):レタス・葉もの野菜系:4株、ベビーリーフ系、ハーブ系:9株

▽家族で育てるなら「Green Farm」が良いかも

アイティプランター(itplanter-02)

アイティプランターは、LEDと養液循環ポンプを内蔵プログラムが自動制御する高性能の栽培装置です。

パソコンと接続することで、栽培品種ごとに栽培プログラムをダウンロードできます。
また、溶液不足や温度異常をメールで通知してくれる機能も。

メリット

  • 高性能でも電気代は安い(月々41円)
  • 栽培可能な品種が多い(野菜、ハーブ、ミニ薔薇やミニひまわりなどのお花まで)
  • 多年草を何年にも渡って栽培することもできる
  • 苗から育てるので、失敗が少ない(種も一応OK)

デメリット

  • 本体価格が高め
  • 本体がケースなどで仕切られていないため、虫が発生する場合も

その他

その他の良さそうな製品です。

まとめ

Green Farm Cubeとアイティプランターのメリット・デメリットを中心に並べてみましたが、いかがでしたか?

記事を書いている時に以下のように感じました。

Green Farm Cube
四方に仕切りがあるため、室内でハーブの香りを楽しみつつ育てたいという人には向いていないかも
根腐れ防止のためにもある程度収穫した後は新しい種を蒔く必要がある⇒次々と新しいものを栽培したい人向け
アイティプランター
仕切りがないため、室内で花やハーブの香りを楽しめる
多年草を何年も育てられるので、定期的に同じものを収穫したい人にいいかも

さまざまな水耕栽培メーカーが出ていますので、どれが良いか迷ってしまいますね。
でも最低限「価格/機能/デザイン/育てられる種類(範囲)など」は調べておいた方が失敗が少ないと思います。